2010年02月22日

近未来雑記(もうひとつの世界は誰のものか?)

iPhoneのセカイカメラというアプリは、コンセプトはおもしろいけれど、あんまり実用的になっていないのが残念です。
これってまんまSFの世界観ですよね。
最近マイノリティ・リポート風のインタフェースがTech Crunchの記事で話題になっていましたが、こういう「まんまSF」な新技術って、すごくわくわくする反面、インパクトの割に実用的には意外と使えなかったりしていろいろ物悲しかったりします。

そんな中で、SFチックな技術でようやく花開きそうなのが、3D映像技術ですね。
3D映像技術なんて大昔から考えられていたものですが、ようやく実用的に満足いく技術ができて、映画「AVATAR」のヒットもあって、今年は3DTVが流行りそうです。

そんな風に考えていると、セカイカメラのようなAR(拡張現実)技術も、いずれ当たり前のようになっていく気がします。

で、セカイカメラが当たり前のようになると、いずれ未来の人々はみんなiPhoneを街中で構えながら歩くか、スカウターみたいなのを目にかけながら歩くわけですよ。必要な交通情報だとか広告情報だとか行き先の地図は、全部スカウターの映像から入手するんです。そんな風になると、おもしろいなぁ。

で、そうなるとちょっと疑問が。

たぶん、そのセカイカメラ的な拡張現実のツールって、セカイカメラ以外にも様々なサービスが出たとしても、いずれ一つのサービスに集約されていくと思うんですよ。
そうなると、その一社がその拡張現実の世界をすべて牛耳るんです。それってすごいですね。
例えば、街中の至る所に仮想現実上の広告を出すのも、一社が独占するんです。
それって、いいんですかね?

例えば、現実世界の土地は、例えば六本木ヒルズだったら森ビルの所有物です。でも、セカイカメラが拡張現実の覇権を取ったら、六本木ヒルズに帰属する拡張現実世界の情報は、すべてセカイカメラの自由になるのです。セカイカメラが六本木ヒルズ上に、どんな拡張現実上の置物も広告も置く権利を有するのです。



拡張現実世界の権利って、今後いつか問題になる気がします。遠い未来な気もしますが・・・



そう考えると、今のインターネットってすごいですね。別にどこかの企業だとか政府だとかが、すべてを管理しているわけではない。Google八分とかの問題は起きていますが、一応フリーな世界を維持しています。
最初にインターネットの仕組みを広めた企業が、一社独占ですべて管轄する流れになってもおかしくなかったと思うんですけどね。
そうならなくて、良かったです。 
 

chrlohya at 00:14コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ